「新NISAって夫婦それぞれで始めた方がいい?」
「夫だけした方がいい?」
などの疑問にお答えしいます。
結論、新NISAは夫婦それぞれで始めた方が非課税枠が2倍に増え、分散投資をすることができます。相続対策にもなるので新NISAを始めることをおすすめします。
詳しくは、本記事で夫婦それぞれで始めた方がいいメリット・デメリットを解説します。
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新NISAとは
新NISAとは、金融商品でなく少額投資非課税「制度」のことです。1人1つ大きな袋を支給されたと思いましょう。
新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用でき、年間360万円まで一生涯1800万円非課税で運用可能です。
夫婦それぞれが新NISAを始めるメリット
1.非課税枠が2倍になる
非課税枠が1人で行うと最大1800万円ですが、夫婦でやると3600万円と2倍になります。
年間投資枠もつみたて投資枠(120万円)と成長投資枠(240万円)の2倍です。
2.目的に応じた投資ができる
夫婦で始めると目的別に投資することができます。
例えば、夫の新NISA口座では、つみたて投資枠には「教育資金」成長投資枠は「住宅資金」。妻の新NISA口座では、つみたて投資枠には「老後資金」成長投資枠は「車購入資金」など目的別に投資することができます。
3.リスクが分散できる
新NISAを夫婦で別々に行うとリスクを分散することができます。
暴落がもし起きた時、別々の銘柄を買っていたらリスクを最小限に抑えることも可能になります。
4.相続対策・離婚時財産分与になる
どちらかが亡くなってしまった場合、相続対策になります。
また、離婚した場合、夫婦それぞれの口座で運用していたほうが、資産を分割しやすいです。
夫婦それぞれが新NISAを始めるデメリット
1.贈与税が課される可能性がある
夫の収入で妻が投資をする場合は、年間110万円超えてしまうと贈与税がかかります。
しらずしらずのうちに脱税してた!ってことがないように月9万円までに抑えましょう。
2.年間投資枠が倍増!夫婦で上限が3600万円まででリスクもあがる
年間投資額が「つみたて投資枠」120万円、「成長投資投資枠」240万円が夫婦で2倍になり生涯投資枠は2人で3600万円。その分リスクもあがります。
最短で5年で生涯投資枠を埋めることができますが、早く埋めた方が!といったことはありませんので焦らずコツコツ投資を行いましょう。
新NISAは相続対策になる?注意点は?
新NISAは、相続対策になります。しかし、注意する点もあります。
1.亡くなったら新NISAは相続人の口座に移管される
もし、夫が亡くなった場合は、新NISAは相続人の口座に移管されます。
2.新NISA口座は引き継げない
亡くなった方の新NISA口座は、相続人の新NISA口座には引き継げません。
移管先は、相続人の課税口座になります。
3.相続税後は課税される
相続後は、相続人の課税口座で運用されるので売却益や配当益が課税対象になります。
4.同じ金融機関の口座を持っていないといけない
亡くなった方が新NISAを開いていたら口座と同じ金融機関の口座を持っていないといけません。
もし、持っていなければ口座開設が必要になります。
新NISAのよくある質問
1.新NISAは夫婦2人ではどうなりますか?
非課税枠が2倍になります。年間つみたて投資枠は240万円。成長投資枠は、480万円、合計720万円の非課税になります。
2.新NISAは夫婦でいくらまで投資できますか?
3.夫婦で同じ口座で新NISAはできますか?
4.新NISA口座は2つ持てますか?
新NISA口座は、1人1口座しか持つことはできません。夫婦1個ずつ開設する必要があります。
5.妻の新NISAの枠はいくらですか?
妻の新NISAの枠は、年間360万円です。しかし、夫の収入を投資に回す場合には贈与税がかかる可能性があるので注意しましょう。
6.妻が新NISA口座に入金すると贈与税はかかりますか?
妻が夫の収入を自分の新NISA口座に入金して投資を行う場合は年間110万円以内だと贈与税はかかりません。
7.新NISAの1800万円を使い切ったらどうなる?
1800万円の非課税枠を使い切った場合、保有分を売却をすると非課税枠が復活します。
まとめ
新NISAを夫婦で始めると非課税枠が増え、リスクを分散させることができます。離婚時財産分与や相続対策にもなります。
年間投資枠が増えましたが、リスクも倍増しました。非課税枠を早く使い切る必要はありません。目的をもってコツコツを始めることが大切です。
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