新NISAが2024年から始まり、つみたて投資枠と成長投資枠の2種類の投資が併用可能になりました。
しかし、つみたて投資枠と成長投資枠の違いってなに?
という方に本記事では、つみたて投資枠と成長投資枠の違いを解説します。
結論を先に言うと、つみたて投資枠と成長投資枠の違いは、「投資枠」「投資商品」「購入方法」「生涯の非課税保有限度額」の4つです。
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つみたて投資枠とは
つみたて投資枠の基本情報 | |
①年間投資上限額 | 120万 |
②投資商品 | 金融庁が定める「長期・積立・分散」 投資に適する基準を満たす投資信託とETF |
③購入方法 | 積立購入 |
④非課税保有限度額 | 1,800万円(つみたて投資枠のみ) |
つみたて投資枠投資枠対象商品の主な要件
要件は以下の通りです。
-
- インデックス型ファンドが基本
- 長期のつみたて・分散に適している商品を金融庁が選定
- 販売手数料は0円
- 信託報酬率は一定水準以下とする
成長投資枠とは
成長投資枠の基本情報 | |
①年間投資上限額 | 240万円 |
②投資商品 | 株式(国内株式や米国株式など) 投資信託 ETF(上場投資信託) REIT(不動産投資信託) |
③購入方法 | 積立購入・スポット購入 |
④非課税保有限度額 | 1,200万円まで |
成長投資枠で購入できない商品(銘柄)
-
- 整理銘柄や監理銘柄
- 信託期間20年未満の投資信託等
- 毎月分配型の投資信託等
- デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等
長期保有が不向きの投資信託などは新NISAの対象外となっています。
つみたて投資枠と成長投資枠の違いは?
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
①年間投資上限額 | 120万 | 240万円 |
②投資商品 | 金融庁が定める 「長期・積立・分散」 投資に適する基準を満たす投資信託とETF |
株式(国内株式や米国株式など) 投資信託 ETF(上場投資信託) REIT(不動産投資信託) |
③購入方法 | 積立購入 | 積立購入・スポット購入 |
④非課税保有限度額 | 1,800万円 (成長投資枠と合わせて) |
1,200万円まで |
おすすめの人 | 投資初心者 | 一括購入やポイント購入したい人 |
4つの違いをそれぞれ詳しく見ていきます。
①年間投資上限額
つみたて投資枠と成長投資枠は、年間投資上限が違います。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円です。
まずは、つみたて投資枠を使って投資を始めてみましょう。
②投資できる商品の違い
つみたて投資枠の投資商品は、金融庁が定める基準を満たす投資信託とETFのみ投資を行うことができます。
一方、成長投資枠の投資商品は、株式や不動産投資信託なども購入することができます。
③購入方法の違い
つみたて投資枠は、積立投資のみ行うことができます。積立購入は、自分で決めた銘柄と金額を毎月自動的に積み立ててくれます。
成長投資枠は、積立購入も行えますが、スポット購入(一括購入)もすることができます。
スポット購入とは、好きなタイミングに自分で購入したい銘柄と金額を決めて投資をすることです。
投資に慣れてきたときに活用するのもよし!余ったポイントを使うのもおすすめです。
④非課税保有限度額の違い
つみたて投資枠のみで非課税保有限度額を使い切ることはできますが、成長投資枠は最大1,200万円なので注意しましょう。
また、非課税保有限度額は生涯1,800万円までですが、売却をすると翌年復活することができます。
まとめ
つみたて投資枠と成長投資枠の違いは、「投資枠」「投資商品」「購入方法」「生涯の非課税保有限度額」の4つです。
はじめての方はリスクの少ないつみたて投資枠から始めてみましょう。
配当が欲しい人やリスクを取ってみたい人は成長投資枠を活用しましょう。
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